催眠療法（ヒプノセラピー）

　◇　催眠療法（ヒプノセラピー）　◇

催眠という言葉で、まず思い浮かべられるのがバラエティー番組などでの催眠術でしょう。ステージ上の催眠術師に、目の前で振り子を振られたりして催眠術をかけられたゲストは、まるで鳥になったように羽ばたいたり、犬になったように足で頭を掻いてみせたりして、観客の笑いを引き起こします。ですので、催眠下では意識が飛んで言いたくないことを話させられるとか、何をやらされるのかわからなくて怖いと思われる方が多いと思うのですが、催眠療法（ヒプノセラピー）は催眠術とは全く違うものです。

催眠療法（ヒプノセラピー）では、日常生活で物事を判断する時に使っている顕在意識もちゃんと活動していますので、あなたの意識がなくなることはありません。ですから、やりたくないことをやらされてしまったり、言いたくないことを言ってしまったり...、といったことは起こりませんので、どうかご安心ください。セッション中でも、トイレに行きたくなれば、行くことができますし、顔が痒ければ掻くことができます。セッション途中でも疑問や気になることがあればセラピストに質問することもできます。そして、セッション後にはセラピストとの会話内容を全て、あなたは覚えています。

催眠療法（ヒプノセラピー）は、心理・精神療法の一種になります。日常生活では使われることのない潜在意識に働きかけて、心理的な問題や症状を改善することを目標とします。催眠療法のメリットとしては、薬物療法のような副作用がなく身体への負担がないことや、症状や体調、体質的問題、また、年齢や体力等の条件に左右されることなく一定のケアが可能なこと、他の心理療法と比べて比較的短期間で効果が得られることなどが挙げられています。米国ではカウンセリングと同じように一般的に利用されています。

私が行っているのは一般的な暗示性の催眠療法ではなく、カンバセーショナル・ヒプノシスと呼ばれる、独自の潜在意識との対話を元にしたセッションです。日常では表に出てこない潜在意識と対話することによって、問題の本当の原因を突き止めて手放すことができるのです。最初は小さな種だった悩みは、気づかず長年放っているうちに潜在意識の中で深く根を張った大木となります。そして、その大木には心因から発生した数々の悩みや苦しみの葉がたくさん生い茂っています。その葉を一枚づつ取っていくよりも、潜在意識との対話から心因の根を見つけて掘り起こすことによって、一気に悩みや苦しみの葉が枯れ落とせるのです。そして心には、長年見ることのなかった青空が広がり、優しい春の日差しのような癒しの光が差し込みます。個人差はありますが、多くのクライアント様が１度の催眠療法（ヒプノセラピー）セッションで、心因の根が取れるご体験をされています。

セッションを行う前の無料コンサルテーションで、催眠と催眠療法についての説明をいたします。誤解や不安が軽減することで、どなたでも催眠状態へとスムーズに入ることができるようになります。

催眠療法（ヒプノセラピー）にできることは多岐にわたりますが、催眠療法は医師法によって認められた医療行為ではありません。また、セラピストは医師ではありませんので、診断をして病名をつけることはできません。催眠療法にできることについてより詳しい内容をお知りになりたい方は、お気軽にお問い合わせください。

＜　料金のご案内　＞

催眠療法（ヒプノセラピー）１２０分　＄２５０　　

ビデオやお電話でのセッションも可能です。
新規のクライアント様にはセッション前に、３０分の無料コンサルテーションをお受け頂いております。